尾瀬:山開き シーズン到来
毎日新聞 2009年5月20日 11時47分(最終更新 5月20日 12時12分)
福島、群馬、新潟の3県にまたがる尾瀬が20日、山開きした。好天に恵まれ、標高1400メートルにある尾瀬ケ原では、大勢のハイカーが早春の湿原を楽しんだ。ミズバショウ(サトイモ科)は咲き始めたばかり。見ごろは今月末から6月上旬の見込みだ。
今年は例年より雪が少なく、湿原のほとんどが露出して木道も歩きやすい。黄色のリュウキンカ(キンポウゲ科)も所々で咲いている。午前10時から福島県檜枝岐(ひのえまた)村の御池(みいけ)登山口で式典があり、地元の観光関係者らが入山者の無事を祈った。10月までのシーズン中、例年約35万人でにぎわう。【太田穣】
山開き:名峰・磐梯山に5800人 /福島
磐梯山(1819メートル)の山開きが10日あり、この日を待ちかねた大勢の登山客でにぎわった。
「宝の山」と民謡にも歌われ、親しまれている名峰。好天に恵まれたこの日、猪苗代、磐梯、北塩原3町村の6登山口から計5800人(猪苗代町推計)が入山。残雪を踏みしめながら、思い思いのペースで頂上を目指した。
長野県諏訪市の高木重由さん(63)は33回目の山開き登山。「亡き母の故郷の山。これからも参加したい」と話していた。【太田穣】
毎日新聞 2009年5月11日 地方版
播隆祭:鶏芸奉納し山開き祝う−−奥飛騨温泉郷 /岐阜
北アルプス飛騨側の山開き「播隆祭(ばんりゅうさい)」が11日、高山市奥飛騨温泉郷村上の尾上園地であり、地元観光関連業者や県警山岳警備隊員、民間の北飛山岳救助隊員ら約50人が出席して山の安全を祈った。
神事の後、若者たちが地元の福地温泉に伝わる獅子舞「へんべとり」や、郷土芸能の鶏芸(とりげい)(県無形文化財)を奉納。シャモの羽の冠をかぶり、極彩色の帷子(かたびら)を羽織った若者たちが勇壮に舞い、鉦(かね)や太鼓の音が快晴のアルプスの峰々に響き渡った。
江戸時代に笠ケ岳や槍ケ岳への登山道を開拓した念仏僧・播隆上人の業績をたたえ、奥飛騨温泉郷観光協会が49年前から開いている。長野県側のウェストン祭(上高地)と並ぶ山開きの神事として知られる。【奈良正臣】
毎日新聞 2009年5月12日 地方版
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