世界の屋根、解ける氷河 県環境トレッキング隊が視察
5月8日(金) 信濃毎日新聞よりエベレスト山群環境トレッキング隊
ネパールを訪れている県エベレスト山群環境トレッキング隊(24人)は、世界最高峰エベレスト(8、848メートル)のふもとの目的地イムジャ氷河湖を視察し、6日、首都カトマンズに戻った。
標高約5000メートルの同氷河湖は東西の長さが約2000メートル、水深約90メートル。氷河が解けて末端から流れ出した水を、土砂や永久凍土が堆積(たいせき)してできたモレーンがせき止めている。しかし、ここ数年は急速に氷河が解け、湖は東西の長さが年間60−70メートルずつ拡大。地球温暖化の影響が指摘されている。
隊員らが訪れたのは4月30日。モレーン上から見る氷河末端は黒く土砂をかぶり、湖面は氷塊で覆われていた。
1970年代から同氷河湖を調査し、隊に同行した伏見碩二(ひろじ)・元滋賀県立大教授(67)は「以前にも増して氷河末端が後退し、湖が拡大している」と説明。同行したネパール山岳協会のアンカジ・シェルパ事務局長(55)は、モレーンの決壊による洪水や、その後の水資源の枯渇を心配していた。
同隊の田村宣紀(のぶよし)隊長(68)=長野市=は「この目で直視できた実態を1人でも多くの人に伝えたい」と話した。一行は10日に帰国する。
1996年撮影筆者
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Author:風のヤマオヤジ
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