「靴ずれ」と一口に言っても、いくつかの要素が絡んでいたりしますので、
これで大丈夫! みたいに特効薬があるわけではなくて、その要素をひとつひとつ
取り除いていく作業が必要なのです。
大きく分けて次の2つに分かれます。
−足に原因がある場合−(A)骨が出ていて、どんな靴を履いても少なからず靴擦れを、起こしてしまう。
(B)左右の大きさが違うため、小さいほうの足の靴がブカブカしてすれる。
(C)前の靴ずれが治りきっていないので、敏感になっている。 等。
−靴に原因がある場合−(D)靴のサイズが大きい(勘違いされがちなのは、靴ずれを直すのに、
靴を伸ばせばよいと思われることですが、それは逆です。
靴ずれは歩くときに擦れることによっておこるわけですから、
靴を伸ばしても解決しません。ただし、骨が出ている場合は別です。)
(E)靴の底が厚いために、靴の屈曲姓が失われ、歩くとき、靴のかかとの部分が
足についてきていない。
(F)靴のカウンター(かかとの部分)のアールが合っていないので、足に食い込む。
(G)足入れが深いために、くるぶしの下の部分が当たる。等。
このような原因が、いくつか絡み合っている場合もあります。
これらに対しての対策は、
(A)骨の当たる部分だけ、靴を伸ばしてやる。
(B)(D)へ
(C)靴ずれが完全に治りきってから履く。不安ならバンドエイドを貼る。
(D)靴を交換できればベストですが、そうもいかないでしょうから、
前の部分だけの中敷を入れる。
あと、かかとの部分に滑り止めのようなものを貼る。これは、部品として売っていますが、
どうしても剥がれてきてしまいます。
(E)靴を手で持って、前と後ろから押し曲げるようにして、曲がりやすく癖をつけてやる。
(F)アールの部分を伸ばすことにより、アールの角度をやわらげて、足への負担を軽くする。
(G)靴のかかとの下の部分に底上げするように1枚ひく。バンドエイドを貼ってしばらく履けば、
そのままでも行ける場合もあります。
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足と靴と健康協議会HPより
基本的に、歩くためにはまずきちんと立てないといけないということがあります。

では、きちんと立っているとはどういうことかを見ると、与勇輝さんという人形作家が
「私の人形は自分の力で立っているだから生きているんです」とおっしゃっています。
そうすると非常に立ち方が見苦しい最近の若い世代には、半分死人かなという
ひどい状態の人がいっぱいいるといえるかもしれません。
きちんと立つというのは真っすぐ立った状態で、真横から見て耳たぶ、肩峰という肩の
出っ張ったところ、大転子が一直線上に並んでいて、そのおろした線が立方骨に落ちてくる。
内側だと舟状骨に落ちてくるのがいいわけです。
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●爪先部
趾先から靴の先までに10ミリ以上の余裕(捨て寸という)が必要。靴の中で足を前方へいっぱいに押し付けてみて、それでも前方、上方、内外側とも当たらないことを確認する。
●ボールジョイント部
母趾と小趾の付け根をいい、足で最も幅が広く太いところ。履いたとき靴のその位置に足が正しくおさまり、幅も回り寸法もよく合っていること。
●土ふまず部
ここは筋肉や靱帯が何層にも複雑に重なり、血管、神経が細かく入り組んでいる重要なところなので、締め付けもゆるみもなく、触れるか触れないかといった状態が好ましい。
●トップライン
履き口のことで、高さ(深さ)と足への密着度がポイント。外くるぶしにトップラインが少しでも触れると痛くて歩けないので注意すること。逆に、低過ぎても足の支えが不安定で脱げやすくなる。
●踵部
靴の踵部後背面の縦方向のカーブをヒールカーブといい、これが足のカーブより強いとその上端がアキレス腱に食い込み靴ずれの原因になる。また、踵全体が靴で軽く押さえられ安定していることが大切。
最後に靴の中で足が余分に動かぬよう、しっかり保持されていることを確認します。
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<靴選びのチェックポイント>
つま先と靴の間に余裕はありますか?
側面や上下から足が圧迫されていませんか?
母趾と小趾の付け根の部分が靴にあたっていませんか?
土踏まずは適度にフィットしていますか?
くるぶしに靴が触れていませんか?または、履き口が浅く脱げやすくありませんか?
自分の踵と、靴のカーブがあっていますか?